伊豆高原、城ケ崎海岸周辺の土地は、大室山が数千年前に噴火し、 溶岩の流れた後にできた広大な土地ですので、大室山周辺から伊豆高原駅周辺、 城ケ崎海岸辺りまでの一体が、厚さ数十メートルから数百メートルの岩盤大地となっています。
現在はそのほとんどが、別荘分譲地として開発され、多数の別荘・住宅が建っています。

この地山を生かす

通常、家を建てるときには、土地を先に平らに造成してから、 平らなところに基礎を打っていくというのが一般的なものだと思いますが、 岩盤の地山を持つところに家を建てる際は、多少の傾斜があるところでも、 擁壁などをして埋土をしてから平らなところに建てるよりも、 多少基礎が高くなっても、現在の地山(岩盤)から基礎を造るほうが、 家のためには良いと思います(強固なものができます)。